「おっ!裕也!今日は早いな!」




「おぅ。」




「なんだ、まだおとといのこと気にしてんのか?」




「そんなことねぇよ。それより、早くシュート練いこうぜ」




「あぁ。」






戦場へ一歩踏み出すと、毎日俺たちが磨き続けた床に、ギャラリーの窓からのぞく太陽の光が無造作に反射している






一歩一歩踏み出すごとに鳴り響く、床とバッシュによって生まれるBGM。





戦場に一人で立っていると、常に綺麗に聞こえるから程よい緊張感が生まれる






同時に、やる気もでる






あいつらには、絶対勝たないといけないからな