Sky Blue-同じ空の下-



「廉……?」


「少しの間、黙ってて。」


「………」


「………」


「………」

廉が今なにを考えて、なにを思ってるのか分からないよ。




「ごめん。」

そう言って、廉は私を腕の中から解放した。


どこか淋しくて私は何も言えなかった。