「別に。思い出したとこで俺の気持ちも、向こうの気持ちも前みたいに戻るわけでもないし、」 「それでも!!」 私は廉の言葉に被せた。 「それでも…それでも、まだ心のどっかで想ってたら??」 「…お前…マジかよ…」 「……」 返事をする変わりに小さく頷いた。 その瞬間、廉は私の肩を掴み、縋るような目で見た。