「話聞いてもいい?」 廉は静かに話し出した。 中学2年の頃、廉は初めて恋をしたらしい。 その頃の廉は毎日毎日遊んで、成績も最悪。 困り果てた、叔母さん(廉ママ)が家庭教師を雇ったらしい。 その家庭教師が18歳でバイトとして、働いていた女性。 いつしか、廉はその女性を好きになっていた。