救急車に運ばれる涼介。 「あなたは?」 『…涼介の……彼女です』 「じゃぁ早く乗って!」 『…はい』 ほとんど無意識で話していた。 救急車に乗って涼介の顔を見ると、さっきの光景が目に浮かぶ。 『うそだ……』