突然すぎて何が何だか分からない。 でもなぜか気づいたらここ、校舎の裏に来てて…。 そして涼介に告白された。 展開があまりにも早すぎて、自分の頭がついていかない。 涼介はしっかりとあたしの顔を見た。 「…俺と付き合って?」 口の前に手の甲を当てているのはかわりないが、今度はちゃんと目元が見える。 『………よ、よろしくお願いします』 あたしは信じられない驚きを隠しきれず、つい噛んでしまった。