そんなことを想ってると顔に出そうで怖くて、あたしは言った。 『涼介…お風呂は?』 「あー、入ってきた」 『…そっか』 涼介はテレビの方に向きなおした。 どうしたんだろう。 あたし、変だ。 なんか涼介が好きで好きでたまんない。