天使に誓うこと


『涼介…あたし………』


「ああ。 突然すぎるよな。今から話しても大丈夫か?」


『うん』



涼介はあたしが言いたかったことがわかるみたい。



「じゃぁ話すな」


『うん』


「結論から言うと、うたは40度以上の熱でずっと意識不明だった」



40度以上の熱…?

…あたしが?



「覚えてるか?うたの親は旅行中で、俺がうたの家に行ったこと…」