皆愛先輩からの

手紙を手に会場に行く…


グラウンドの真ん中で

高跳びを飛び終えた

皆愛先輩が見えた…



『終わっちゃったのか…』



そぅ思って帰ろうとしたら…



「おぃ…待てょ」



私ゎその声で振り向いた。

皆愛先輩…?



「瑞希…見てろょ…今度ゎお前の為に跳ぶ。」



えっ…?
私の為に跳ぶの?
皆愛先輩が…?
あり得ない…


その時.放送がかかった


『高跳びの決勝を行います』


皆愛先輩…
跳ぶのかな?



「見てろょ…俺.必ず跳ぶ…お前の為に…必ず」

「ぅん…。頑張って」



私ゎそうとしか言えなかった。

でも…

私が皆愛先輩に出来る事ゎ…

応援&見守る事。

ただ…

それだけ。

だから私ゎ応援する。



「皆愛先輩…頑張って下さい」

「おぅ…」



頑張って下さい。



『皆愛 勇…215㌢』


『…皆愛 勇の過去最高記録で優勝です』



えっ…?

過去最高記録??

嘘だぁ…

凄い…

皆愛先輩.凄いょ

なんかぁ…

前より手が届かなくなった感じ。

嬉しいケド…

悲しい…