「み…ゆき…美雪!美雪ー」










冬哉が呼んでる
夢かなぁ
うん?違う











「……冬哉?」










「やっと起きた
着いたぞ、外見てみろよ」









「うん」









車の中から外を見ると…
綺麗な青空と…
綺麗な海が広がっていた…





「綺麗…」









「だろ?」










「うん」








「美雪が気に入ると思ってたからな
この場所は、俺の中で2位のお気に入り場所だからな!
俺のお気に入りは、コラボが成功したらな」












「とうーや…
クズクスクズ」











冬哉
ありがと
私のために…
嬉しくて嬉しくて涙出てきた…









「オイ!泣くなよ!」








「だって…
嬉しいんだもん」








「そう言ってもらえると嬉しい」









そう言って
私のおでこにそっと冬哉がキスをした











「冬哉…」









「美雪…」











私から嬉しくて嬉しくて感謝を込めて冬哉にキスをした



冬哉…
本当に本当にありがとう!
感謝を言葉で表せない

だから変わりに
私の想いをキスに…









「本当にありがと!」










「ママー
あの二人チューしてるよ」








「コラ!見ないの!
子供は、見ちゃいけません!」