「あんまり恥ずかしい事言わないでよ!!」








「本当の事なんだからしょうがねぇだろ」








「ばーか
ごちそうさま」









冬哉そんな顔で見られたら惚れ直しちゃうよ
てか、もっと好きになっちゃう








「どの口が俺の事バカって言ったのかな?」









顔は、笑ってるけど…
目が笑ってない
冬哉は、一歩
私は、後ろに下がる
でも、後ろは、もう壁
冬哉は、私が逃げないように…
片手を壁について逃げないようにした









「と、冬哉は、バカじゃないよ!」






「そんな事今更言っても遅い
この前俺の店行った時覚えてる?」







「え?うん」






「酔ってからは?」







「覚えてない」








「ったく覚えてたら…
キスしようと思ったのに…」









えっ?
キス!?


えぇ!?
私、何て言ったの?
冬哉に聞いても言ってくてないし…。










「え?」




「なんでもない」