「美雪は……。 太一の所に行く…」 「冬哉さん…。 社長は、来ないと… 冬哉さんの会社を潰すと…。」 美雪…。 ごめん。 何も知らなくて…。 お前が一番辛いよな…。 苦しいよな…。 一番近くに美雪は、いたのに。 守れなかった…。 俺って… 最低だな。 自分のそばにいれば大丈夫って思い込んでた…。 でも…。 それだけじゃ… ダメなんだな…。 そばにいて、支えってやんねぇと…。 何、やってんだよ、俺。