ガチャ

エレベーターを降り
先輩の車に乗り先輩の会社に向かった。










「神谷って彼氏いるか?」







えっ!
いきなりそれを聞くの!?
私も気になってたから丁度良かった。











「いません…先輩は?」






お願い…
いないって言って!







「いないけど…
好きな奴は、いる」










好きな人…。





胸が締め付けられる。
胸が突き刺さるようにズキズキする。
















胸が苦しくても
先輩の好きな人を知りたい。
どうしても必死になってしまう自分が嫌。






「その人は、どんな方何ですか?」








「高校の後輩」











「じゃあ私の同級生ですね、告白とかしないですか?」









「告白かぁ、考えてみる」











ズキッ








さっきから胸がズキズキして…
今まで感じてなかったのに…。




押しつぶされそうな
この気持ち。















「着いたぞ」











車から降りるとデッカイ建物があった
これが会社凄い…この会社で
働けるんだ
凄い!私頑張ろ!


そんな事を思いながら
先輩と会社に入っていった入ると社員の皆さんが
私の事は、ジロジロと見てきた。








恥ずかしいよ…。



絶対、私、顔真っ赤だよ。