冬哉の会社を…
そんなこと…
できるわけない。
会社の情報だって厳重に管理されてるし…。
冬哉の会社には、欠点がないし…。
(できるわけがないです…)
(できるわけないか…
フッ…
そんなの簡単
冬哉の店で食中毒を起こすだけだ)
そんな…
本当に冬哉の会社を潰す気だよ…。
冬哉は、何も悪くないのに…。
私のせいで…
冬哉の会社を潰すことになるの…。
会社には、何万という数の人達がいるのに…。
その人達の職を私が潰すことになっちゃう…。
頑張って働いてる人達が…
私のせいで大変なことになる…。
でも…
冬哉のそばにいたいよ…。
(…もう少し考えさせて下さい…)
(二週間時間をやる
二週間後、俺に電話をしろ。
わかったな?)
(はい…
それじゃあ、失礼します)

