夜の女に恋をした

「おいしかったねぇ~。これからどこ行くぅ~??」


えみちゃんは酒豪だということを忘れていた。

高いワイン、そしてちょっと高い料理。

俺の財布からは次々とお金が飛んで行った。


俺、好かれてるんじゃなくて金づるか??


「う~ん、えみちゃんはどこ行きたい?」

ここで帰ると言えない弱気な俺。

情けない・・・。



「じゃ、わたしの家に招待するよ。おいしいお酒もあるし。まことくん車でしょ?代行でわたしの家行って家に車置いてそのまま泊まっても大丈夫だし。」


大胆な子だな。

改めて思った。

出会って会うのはまだ2回目。

家に誘うなんて・・・。

お酒を飲んで男女が一夜を部屋でともにするなら起こるべきことくらいわかるだろう。

それを望んでるかのように思ってしまう。


「えみちゃんの家??え、大丈夫なの??」


そう言うとニッコリ笑ってまた巨乳に俺の手を押し当ててくる。

「大丈夫、大丈夫。わたし1人暮らしだしおいでよ~。」


そう言って強引に駐車場を俺から聞き出し、代行を手配してくれた。


素早い。

そんなに俺とヤリたいのか???