ガラガラッ!! 閉めていた教室の扉が開いた。 「亜希、早く来てよー!! 亜希いないと始まらないんだから〜!!」 そう言いながら、教室に来たのは同じ部活の柚子だった。 「…もう発声終わっちゃったのー??!」 「終わった終わった!! だーかーら、出番なの!! だいたい、毎日見てるだけならさっさと告ればいいじゃん!!」 「…だって」 「とにかく行くよ!!」 私は演劇部に所属している。 去年まで、学校1活動していなかった部活で 「楽だから」 という理由で加入した部活。 ……なのに