「キャーキャー」

うるせぇな。
声がする方を向いたら俺の事を見て叫んでいるようだった。

確かに
この学校では
染めてる奴もいなければピアスしてるやつもいない。


「ねぇ。君すごいね!俺も染めたかったなぁ」
誰だこいつ。

勝手に染めれば
いいだろ!


チャイムが鳴り
あいつは帰っていった。
HMが終わり
寝ようとした時
「さっきは急にゴメン!俺の名前は泉 海斗(いずみ かいと)よろしく」

こいつテンション高いなッ


まぁ
絡んでやるか。
「っで俺になんかよう?」
「いやカッコイイなぁって思ってさ。この学校真面目な奴ばっかだからつまんなくてさ…」
「そう」
別にいやな奴じゃなかった。


それから
海斗って奴は
俺の所にくるようになった。