【実話】アタシの値段~a period~




「あははははッ!!ユキってば処女だったのぉ~?」


『ちょっ、声でかいってば!!』


顎が外れんばかりに口を開けて笑うマヤの言葉に


休み時間、廊下に溢れていた生徒達は
いっせいにこっちを向いた。


興味しんしんで聞き耳を立てているであろう彼等の視線に


アタシの顔は真っ赤になった。