『ねぇ…隆志……』 アタシは再び寝転ぶと 重たい頭を 隆志の肩に乗せて思う。 貴方に出逢えてよかった、と。 「大丈夫?」 耳元で囁くその声が 今ではアタシの生きる意味。 『ねぇ、例えばさ 誰もが皆、道行く全ての人間が独りぼっちなら この世に「孤独」なんて言葉は生まれなかったと思わない?』 隆志はアタシの髪を撫でながら 黙って話しを聞いてくれた。 いつも、そう。 『例えば 誰もが皆、全ての人間が生まれつき独りぼっちなら 誰も「愛情」なんてものは求めなかったと思うんだぁ。』