さっきまでの不満気な 表情が思い出せないほど 緩んだ口元。 薄明るい部屋の中、 裸になった アタシの身体を 頭から爪先まで 舐めるように見る 男の顔は さしずめ 餌を与えられてヨダレを垂らす 大型犬のよう。 『ねぇ、早くしない?』 時間のムダだから。