【実話】アタシの値段~a period~



やっぱり返事は返らなかった。


なぜか分からない。

さっきまで、一緒に誕生日を祝って

笑っていたじゃないか。







苛立った。



それが彼女に対してなのか

俺自身に対してなのかは

分からなかったが。







「なんか温かい物でも飲む?…って大した物はないんだけど。」


そう言って笑ってみる。