そして、たけちゃんの100m走が、スタート!
スタートダッシュに成功した!
たけちゃんの隣の進学科の3年生が、たけちゃんの前を走る中、2人の差は、ほんの少し…。
最終コーナーに差し掛かった時、真莉が…

『たけちゃ~ん!頑張って~!!』

って、めっちゃ、大きい声で、叫んだんよ!
周りの黄色い声援をものともせん声で…

真『たけちゃん!お疲れ様』

真莉は、健人にタオルを渡した。

健『ハァハァ~、おん、サンキュー!
真莉の声…ちゃんと、聞こえたで』

真『おん』

慶『ホンマ、凄かったな~!!健人、お疲れさん』

丸『おつかれ~!』

絵『たけちゃんも凄かったけど、真莉も必死やったな~!
おかげで勝てたんやないん』

健『そやな…ありがと~なっ』

真『おん///』

絵『うちかて、あんな大きな声出す真莉、ライブ以外で、初めて聞いてんよ!!』

拓『たけちゃん、おめでと~さん!』

健『おん』

拓『…あ!たけちゃんが、終わったゆうことわ~!
お~ひ~る~♪ご~は~ん~♪』

『『アハハハ~!!』』