健人と真莉のバースデーパティーも中盤になり、健人・拓斗・真莉・絵里途中から来た慶太・直樹は、本当に同窓会のような雰囲気になっていた。
そこへ…

龍『なぁ~?!健人と真莉って、いつからどんな風に付き合いだしたん?』

健『…なんでそんなん聞くねんな~』

龍『やって、おれ、詳しいこと知らんねんもん~』

拓『…今井さ~ん!龍くん、だいぶ酔おとるん?!』

省『ん?どないした~?
…龍は、そない飲んでへんで、まだなっ!』

絵『…まだって』

省『なんの話してんのや?!』

龍『お~、健人と真莉の馴れ初めやっ!』

省『馴れ初めって…。
まぁ~、俺は絵里から聞いたりしとったから、ほとんど、知っとるで~。
なんや、龍知らんのか~?!』

龍『なんやねん!!アカンのか!!』

省『誰もそんなん言うてへんやろっ!
からかってるだけやんか!』

龍『…』

拓『せやけど、高校時代は、めっちゃ楽しかったな~!』

健『仕事と学業の両立、なんやかんや言うて、出来たしな!』

真『ホンマやね~』

絵『本当、芸能コースあって、良かったわ!』

省『お前らは、ええよな~。
おれらん時は、そんなんあらへんから、両立は、出来んくて、 おれも翔太も辞めてもたやん』

翔『あれって、いつから、出来てん?!』

健『俺らの1コ上からやったと思いますよ!』

翔『せやったら、どっちにしろ無理やん』

省『せやな~。どんな感じやったんや~?!』

拓『そやね、俺らの高校の時は…』