健『別に聞かれへんし。
住んでる所も同じマンションだし、階も部屋別々だからな。』

淳『だから、たけちゃんの家行っても、分かんなかったんだ~。
昔、たけちゃん家行った時も気づかなかったよ~…。』

真『俺なんか、ずーっと、一緒に居るのに気付かなかったんだから、おバカな淳が気付くわけないだろっ!』

淳『なんだよそれ~。』

健『なんで、おまえが、そんなに凹んでるわけ?』

淳『…』

真『淳、最近、失恋続きだからね~。』

淳『…真~、俺帰る…たけちゃん、またねっ…。』

真『お~、帰ろ~♪
たけちゃん、真莉ちゃん、またね~。バイバイ~♪』

健『おう、気つけてな!』

真『…バイバイ…』
バタン

健『本当、うるさいやつらだったな~。
なんか、ごめんな…』

真『うんん!全然、平気だよ。
なんか、たけちゃんが、言ってたとおり、良い人たちだね。
たけちゃんが、大好きなんだね。』

健『あんなんに好かれても、嬉しくないわ!』

真『また~、毒吐くんだから!
でも、たけちゃんの毒は、気に入ってる人にしか、吐かんもんね。』

健『///アホ…/// 毒じゃない、蜜や!。』

真『…あれ?
絵里は、どこいった?!』

省『絵里か~?!
絵里は、あそこや!』