愛してるダーリン

ギュッ
今まで、我慢していた、気持ちを開放するかのように、拓斗は、絵里を優しく、そして、力強く抱きしめた。

拓『やっと…大切な物手に入れた』

絵『…うん』

拓『絵里、好きやねん。大好きやねん』

絵『…おん』

拓『なにがあって離さへん!
これからも.俺の側に居って欲しい。
どんなことがあっても、もう、絶対に悩ませたり、悲しい思いなんかさせへん!
せやから俺の隣に居ってな、絵里』

絵『おん!離れへん。拓斗が、嫌や言うても離れへんからね!』

拓『俺、そんなん絶対、言わへんよ!
俺がこれから先、ずーっと絵里を守る。
まもりたい…』

絵『…おん』

拓斗は、絵里から、少し体を離し、目を見つめ、

拓『…愛してる』

再び、ふたりは、強く強く、お互いが離れないように抱きしめあって、キレイな、月明かりに照らされた。

俺は、大切な宝物を手に入れた。
大切で、大事な宝物。
長い時間と色々な感情と色々な仲間の力を借りて…。

きっと、この宝は、自分ひとりでは、絶対に手に出来ひんかった。
自分の心に嘘ついた事もあった。
助けてくれた、大切な仲間に嘘ついた事もあった。
宝物に冷たくあたり、傷つけた事もあった。
せやからこそ、これからは、この宝物を大事に大切に俺の精一杯の愛情で、包みたい。
過去も現在も….そして、これから来る未来も。
全て、丸ごとひっくるめて…。
俺は、この宝物を絶対に守る。
全ての俺の気持ちを込めて。
これからは、この宝物を俺がまもりたい…。