恋人は心の中に

「おじいちゃん朝ご飯ですよ」

「・・・・、」

『おじいちゃん!』

「うるさいわい、そんな大声出さなくても聞こえとるわ」

「あっすいません・・・、」
「わしは一人がいいんじゃ早く向こうえいっとくれ」

「はいっ、また食器を取りに来ますねゆっくり食べて下さい」

私は気にしながらも部屋を出て行った。