今しかない。
あたしの性格からして、素直に謝れない事が多いし。
病院では、誰に聞かれるかも分かんないし。
……聞かれて困るような事では無いけれど。
よし。
あたしは、正座をして高橋を見る。
「岡本さん!?」
いきなり正座をしだしたあたしを見て、高橋はあたしを呼びながら目を見開く。
今、言わなきゃ。
「高橋、ごめん……」
頭を下げたまま、言う。
「どうしたの?」
いきなり謝りだしても、高橋は困るだけだよね。
「……あたしの手術をしてくれた時、酷い事言ってごめん……ごめんなさい……」
カタッと、静かになった室内に高橋がピースを机の上に置いた音がした。



