想像できる。 だから、発作を起こしても軽かったら堪えてたのに。 早く、退院出来ないかな……。 このままだと冗談抜きで無理矢理手術させられるかもしれない。 そんなの絶対に嫌だ。 「……また抜け出して」 目の裏で感じていた明るさが遮られ、 聞こえた枯葉を踏む音。 閉じていた目を開けると 少し霞んだ視界に映ったのは呆れた顔で呟く高橋。 ベンチに寝転がっているといつもと反対の高橋があたしを見下ろしているのが視界に入る。 「良く此処が分かったね?携帯だって電源切ったままだったのに」