つまり、高橋はあたしが料理出来ない女だと思っていたと。 「何それ。最っ低」 掴んでいた高橋の腕を離してあたしは起き上がる。 「や、出来るんだ、すごいって意味で言ったんですよ?」 慌ててフォローしようとしてるのか、焦った顔をしている。 ……久しぶりにこの顔見た。 「すごいって思ったのは、出来ないって思ってたからでしょ?」 冷たく高橋に言い放つ。 せっかく今日1日疲れただろうし、集中してるからあたしが夕食作ってあげようかな……なんて珍しく思ったのに。 あたしは料理位できますけど?