寝転んだまま、高橋の方へと寄って行って聞く。
あぐらをかいて、テーブルに向かっている高橋の右側。
左を向いたら、高橋の膝が当たるかも……位の位置に。
「もう、お腹空いた?」
「べ、別に。ただ何時頃に食べるのかなー?って思っただけ」
高橋は、テーブルの上に向けていた視線を時計の方へと向ける。
「もう5時か……集中してたらあっという間ですね」
そう。
パズルをすると、そういう状態になってしまうんだよね。
時間が分からなくなってしまう。
ここら辺で高橋に今の時間を分かって貰わないと、夕食の事なんて忘れてしまいそうな勢いだった。
「食べたかったら今から作りますよ? ステーキ焼いて、スープ作ったりするだけだし」
高橋はあたしを見下ろしながら笑顔で言うと、立とうとする。
「待って!高橋、このまままだパズルしたいでしょ?」
あたしは立ち上がろうと床についた高橋の腕を掴んで動作を止まらせながら聞く。



