二度と、死ぬまで消えない傷を付けたんだ。 「……ごめん」 ……なんで高橋が悲しそうな顔をするの? 泣きたいのはあたしなのに。 「……もう、あたしの人生終わった」 終わりだ。 何もかも。 「そんな事ないよ」 呟いた言葉をすぐに否定される。 慰めてるつもり? 発作も無くなる、生きていける。 でも、これから楽しもうとしていた事、出来なくなる。 「あたしが嫌がってた理由、覚えてる?」 手術を嫌がっていた理由。 「覚えてる」 「胸元の開いた服、着れなくなるね」