心配して電話かけてきてくれたのに、悪い事した。



まだ、仕事中だったはずなのに。



「…ごめん……」


あさみに謝るように呟く。


後で連絡しないと。



「……切れてた?」



高橋に聞かれて頷く。



視線はまだ、上げられないまま。