【完結】先生との恋




あんまり高い物は買えないけれどコテは持ってるからアイロンのみの物が欲しいんだと。



「……岡本さんは何か欲しいものありますか?」

「あたし?
あたしは誕生日まだだから」

欲しいものはいっぱいあるけど……




いざ何が欲しいかって聞かれたら迷う。



新しい服……は自分の好みで選びたいしなぁ。




「知ってる。12月だよね?」


高橋はカレンダーを見る。



今から大分先になるけど。



って。


「……何で知ってんの?」

当たり前のように言った高橋に怪訝な表情があからさまに出てしまった。



「カルテ」

高橋は相変わらず笑顔で平然と答える。




カルテねぇ……。

って、思いっきり個人情報じゃん。

「良くそんなの覚えてるよね?
変態?ちょっと怖いし」



顔を歪めるあたしを見て、高橋は苦笑い。


「岡本さんのカルテ見た時に思ったんです。寒い時に生まれたなーって」