朝起きておかしいと
きずいた。
熱が半端じゃないほど
でてるのが
自分でもわかった。

「熱は...えぇ~!?
ついに死ぬかな?」
なんと、40.5 もあった。

「先生に休むって
連絡しなきゃな。
先生に逢いたいのにっ!」

「プルルルッ ガチャ
ど~した?」
電話の時の先生
なんかちょっと
怖い。

「先生怒ってる?」
つい、聞いてしまった。

「怒ってないよ?」
優しい口調で言ってくれた。

「今日ね、熱が40.5もあるから
休むね。」

「えぇ~お前大丈夫かよっ!
俺のせいだな。本当ごめん。
今日学校には理由付けて
お前ん家に看病しに行くから。」

「先生のせいじゃないよ。
先生は学校行きなよ。」
本当は嬉しかった。
来て欲しかったけど
先生には学校があるし...

「無理~!学校なんか行きせ~ん!笑
じゃ、お前ん家行くから! プチッ プー」

「えぇ~!?」

嬉しさのあまり
ずっと固まっていたのか。

「裕明っ!おいっ!
大丈夫かぁ~!」
先生が来たことに
きずかなかった。

「うわ~!
急に入ってこないでよっ!
ビックリしたっ!」

「うるせ~よっ!笑
ピンポンしたのに
お前がいつまでも
出ないからだぞっ!」
「ピンポンって!笑
普通チャイムでしょ!笑」

「う、うるせっ!
い~からお前は
おかゆでも食ってろ!」
先生がおかゆを出してくれた。

「先生が作ったの?」
「当たり前だろっ!
後、誰がいんだよ!」
「先生の彼女!」
彼女がいるか聞きたかった。

「はぁ~!?
それは俺に嫌みですか?
彼女なんかいませんけど!」
良かったいないんだ。

自然に笑っちゃったのか

「お前、何笑ってんだよ!
そう言うお前はいんのかよ!」

「いませんよっ!
うちの学校はかっこい~人が
いないからねっ!」
先生にしか興味ないから。
本当は。

「いんだろっ!
かっこい~人!ここにっ!」
かっこいいけど禁断でしょ。

チラッと見て
おかゆを食べ始めた。

「何そのチラ見!」