年下ダーリン

あのあと、翼に連れられて観覧車に乗った。夕暮れがだんだん近づいてきた。私と翼のデートも、そろそろ終わる。







「うわッ!!!たっかいねッ!!!!」






「………うん」









あれから、翼が明らかに元気がない。観覧車に乗ったとたん、無口でずっと外を見ながら、なにか考えているみたいだった。







「つ、翼……??どうかしたの??」









「なあ、りん……」








「ん??」








翼の視線は外から私に移った。ドキッとしたのは……、バカでいつもふざけてばっかの翼が急に真面目な顔をしたから。その瞬間、重なった。









あのときの………翔の顔と。