「確かに俺はガキだけど、りんもだいぶ子供ッポイよね」











「な、なんか今日の翔…、イジワル……」










口を片側だけ吊り上げて、ニヒルな笑いを浮かべている。
普段の天使のような翔とは少し違った。










「りんってさ……」










「ん??」










「お待たせいたしました。デザートでございます」







「わあ〜♪おいしそうッ!!」









グラスにイチゴのソースがたっぷりかかった、ホワイトチョコレートのムースをウエイトレスが運んできた。光が反射してキラキラして、尚更おいしそうに見える。