年下ダーリン

「ごめんね、翔…」









「ううん、来てくれたからいいっ!!」









パッと私から離れて、今度は屈託のない笑顔をしてみせた。







「行こっ!!!」








そして、グイッと私の手を引いた。










木々が立ち並ぶ並木道を二人並んで手をつなぎながら歩いていく。葉が落ち、何もつけていない木々たちはなぜか寂しそうで、春の訪れを心待ちにしているように見えた。