年下ダーリン

「……翔??」










そこにいたのは、寒いなか手を擦り合わせて、息を吹きかける翔だった。私を見つけた翔は、立ち上がり私の元へ歩み寄ってきた。









そのとき、私の目の前で止まるかと思ったら、そのまま歩いて、私にギュッと抱き着いた。











「か、か、翔……っ!!!」









「よかった……」









「へ……??」











「もう…来てくれないのかと思った……」










私に抱き着いたまま、顔を上げず、泣きそうな声で言う翔が、可愛くて、抱き着いてるコトを咎めるコトができなかった。