年下ダーリン

その時、翔は下を向いた。白い息が翔のため息を示していた。






……うん、やっぱりそうだよね、きっと興味とかそんなんでしょ??年上と付き合ったらどんなもんかな、とか。もしかしたら、友達と賭けてるのかもね。









……分かってたのになぁ…。始めから、翔が私に声をかけてくてたときから分かってたのに。付き合えっこないって、自分でも分かってたよ。












翔は小学生。













私は高校生。












全然違うでしょ??周りから見たら、姉弟だよ。そんなカップルいないでしょ??翔もきっと…傷つく。私なんかよりいい子なんて、山ほどいる。きっと……私じゃなくても……。