「す、好きじゃないとは言ってないじゃん…」
「じゃあ、好きなの??」
好き………。
嫌い………。
ん〜……。好きか嫌いかって言えば、そりゃ好きだよ。別に嫌う理由なんてない。
依子は珍しく真面目な顔をして言った。
「りん、素直になったほうがいいよ。」
「素直に??」
「私は小学生でも、別にりんが好きなら全然応援する。好きなら好きでよくない??それとも、高校生は小学生を好きになっちゃいけない法律でもありますか??」
依子は少し責めるような口調で言った。なんで今日は強気なのか気になったけど、何も聞かなかった。
また放課後が近づいてくる……。窓の外を見て目をつむる。翔が笑っているのが浮かんできて、私の口もとが不覚にも緩んでしまった。
「じゃあ、好きなの??」
好き………。
嫌い………。
ん〜……。好きか嫌いかって言えば、そりゃ好きだよ。別に嫌う理由なんてない。
依子は珍しく真面目な顔をして言った。
「りん、素直になったほうがいいよ。」
「素直に??」
「私は小学生でも、別にりんが好きなら全然応援する。好きなら好きでよくない??それとも、高校生は小学生を好きになっちゃいけない法律でもありますか??」
依子は少し責めるような口調で言った。なんで今日は強気なのか気になったけど、何も聞かなかった。
また放課後が近づいてくる……。窓の外を見て目をつむる。翔が笑っているのが浮かんできて、私の口もとが不覚にも緩んでしまった。