年下ダーリン

「ほんっとーに大丈夫?」

依子が私の顔を下から、まじまじとのぞきこんで念をおす。




「大丈夫だって。ほら、バス停もすぐ着くし」




依子はそれでも納得のいかない顔をしていたが、しまいには頷いた。



「…なんかあったら電話すんのよ」




「お母さんかって」




少し微笑むと、依子は満面の笑みで「じゃあね」と返して、翼のもとまで走っていった。


私もそんな依子を見送り、バス停まで歩きだした。