年下ダーリン

答え………





私は言い返す言葉もないまま、依子を見つめていた。その様子を見た依子はフゥっと大きなため息をついて、ニコッと笑った。





「頑張れ。年なんて、全然関係ないんだから」




行こッ、と翼の腕を引きながら、依子たちの背中が見えなくなるまで、私はそこに立っていた。






「はは…」




おかしかった。



自分のことなのに、依子のほうが私のこと、すごくよく分かっている。
もう答えは出ている。
ただ…それを伝えること、勝手に自分でためらっているだけだった。



それなのに、私は依子に一体何を聞きたかったのかな




『りんなら大丈夫』




そんな言葉を期待して、確実に見せかけた保険つきの告白なんて意味がない。





傷つくのも、


笑うのも、



全て私。


私だけが未来を変えられる。

その未来で、隣に翔がいることを望んでいるなら…私が自分で動かなければ始まらない。




自分で掴みに行かなくてはダメなんだ。