年下ダーリン

「心配なのはりんだよ」




「うん…、どうしよう……。もし迫ってこられたら……」







「え?」




依子の素っ頓狂な声に、私はわけが分からないというような顔で顔を上げた。




「何が『え?』なの?」






「逆!!」




「え?」




『私が翔に迫られる』っていうのが私の考えで……その逆ってことは……




「わ、私が翔をッ!!!???」



依子が口元を伸ばしたセーターで押さえて、真面目な顔でうなずいた。




「ないないッ!!あるわけないッ!!」


「そうなの?」


「当たり前じゃない!!」




依子はつまんない、と一言言って、帰る準備をしていた。
やっぱ家に行くってそういうことなのかな……。そういうことがあっても、仕方ないのかな…。