年下ダーリン

「~♪♪」


チャイムが鳴ったのと同時に、机の横にかけていた鞄を手にとって、教科書やらなんやら詰め込む。

そのとき、私の様子を目の前で観察していた依子が、まじまじと見つめながら言った。


「ちょっと、りん…」



「ん?どした?」



「今日、なんかあるの?」



「え!?べ、別に特には…」


依子はさっきよりも距離を縮めて、私の顔すれすれに寄ってきた。



「うそッ!!りんの周り、花飛んでるけど?」



「うッ…」


「白状しなさいよーッ!!」



依子が私の肩をガッシリ掴み、前後に激しく揺らす。





そう、今日は翔の家に招待されている。
学校帰り、翔んちに寄るんだ。