年下ダーリン

「はぁ~…、ほんっと振り回されてるなぁ……」



「え?なによ?」



いつもみたいにツンツンしたこの性格は、なかなか気持ちでどうにかなるもんじゃない。

だって、これが『私』

翔が好きになってくれた私も、きっと今の『私』


だから、大事にしたい。

自分も、翔も……



「……なにも」


してやられた悔しそうな顔をしてる翔。

でも、左手に感じる温かさは逃げていかない。

ギュッと握られて、その温かさが直接身体の奥のどこかに入っていく。




『好き』




この気持ちを素直に伝えられる日が…早く来てほしい。


そのとき、翔があの宝石のような青い目をつむって、
頬をピンクに染めて笑ってくれると……




嬉しいな。