年下ダーリン

「へえ〜??」






「な、なによ、その笑い……」











「じゃあ、今日はその翔くんと一緒に帰るんだ??」









「ん〜…、どうだろ…」









依子のニヤつき加減はハンパないし、まだニヤニヤしてる。何を考えてるのやら、とりあえず依子の頬をつまんで伸ばしてやった。








「いたたた…、でもさ、翔くん、必死だね」







「えぇ〜??」









「りんに好かれようと必死だよ」







「ん〜……」









そんなの、私が一番分かってる…。必死だな、て思うから、無下にはできないじゃん……。あ〜…、考えれば考えるほど眉間にシワが寄る。