年下ダーリン

バスは止まっていた。


私は、これに乗るつもりだった。


これを待っていた。







「りん…」





翔は再び私を呼んだ。私は…何も言えなかった。


言葉が…出ない。





「あのー…乗らないんですか?」




無機質なアナウンス。

そう、乗らなきゃ。これに乗って帰るんだよ。もう待たない、帰るって決めたじゃない…。








『待ってた』……







でも……








ホントに待ってたものは…












なに?