年下ダーリン

小さな黒い影が佇んでいる。


さっきまではなかった黒い影。


私は目を凝らして、それを眺めていた。




……あれは?




もしかして……




バスも近づいてきた。
バスの光がその影を勢いよく…照らした。












……うそ…









今になって……?










ドロドロの格好、乱れた髪、だけど闇に光る金髪と蒼眼で、私はすぐに分かった…














「りん……」






その影は、あの……愛しい声で私を呼んだ。




愛しい…




恋しい……






あの声で。