年下ダーリン

「うぅ~…さむ……」




冬の風は身にしみる。私はバス停のベンチであれからボーッとしていた。


翔と約束してるわけじゃない。


翔が来てくれる確証もなにもない。



でも、身体がここから動こうとしない。





ふと一直線の道を遠くまで眺めてみる。
それは、いつも翔と歩いてくる、学校からの道。


当然…誰もいない





「来るわけ…ないか……」





うん、分かってる。来るわけがない。
きっと今頃、ベッドに横たわって、横には莉奈がいて……。



なのに、何回してるんだろ。




何度も何度もこの道を眺めては落胆して、
ため息をついて、翔のことを想って、胸をしめつけられる…






恋は苦しいな




でも、会いたいときに会えないのは…もっともっと辛くて苦しいよ…







翔に会いたい…