年下ダーリン

「翔…ちゃん?」




「………ん」





次に目を開けると、俺の前には莉奈の顔があった。




「あ、ゴメン。起こしちゃったね」



「ん、いや……、お前何してんの?」




翔がベッドから起き上がろうとするのを、莉奈は慌てて押さえつけた。



「ダメッ、翔ちゃんッ!!まだ治ってないのに…」



翔は莉奈の言うとおりに、ベッドに戻り、布団をかぶる。莉奈は元の場所に戻って、水の入ったグラスと、小さなカプセルを掲げた。


「薬、飲まなきゃでしょ?」




「……ああ」





翔は莉奈から薬を受け取り、一気に飲み込んだ。